廣瀬店長の憂鬱

カテゴリ:酒・飲物( 14 )

Brandy.

今夜のお相手は『Brandy』。

親不知を抜いた後の痛みも少しは和らぎ、解禁してしまった次第である。

もしかしたら痛いのかも知れないが、アルコールで分からない。

目が覚めた後が恐い気もする。

…憂鬱だ。

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…いやいや、終われない。


さて、このお酒。

最近では、余り飲む方を見掛けない。

ビール・焼酎・ウイスキーに比べ、人気が下がった様だ。

が、自分はあの芳醇な風味が、タマランチ会長な訳である。

なので、色々と語ってみようと思う。


名称の歴史であるが、フランスのコニャック地方で葡萄をワインにし、さらにそれを蒸留したものを、『ヴァン・ブリュレ(ワインを焼いたものの意)』と、称した事に由来する。

そして、この地に取引にやって来たオランダの貿易商人達が、オランダ語に直訳して輸出する際に、『ブランデウェイン』と呼んだ。

その輸出先であったイギリスで、この語が縮まり、『ブランデー』となったそうな。


世界一の生産国と言えば、フランスである。

質・量共に、他国を凌ぐ。

中でも、コニャック、アルマニャックが双璧。

どちらも、生産地域・原料葡萄品種・蒸留法などが、国内法で厳しく規制されている。


コニャックは、フランス西南部が産地。原料葡萄はサンテミリオン種。

これで造るワインは酸が多く、アルコール度が低い。

ワインの場合は欠点となるが、ブランデーにすると長所に変わる。

酸はやがて芳香成分となり、香味も濃縮される為である。

銘柄をいくつか。

カミュ 、 クルボアジェ 、 ラーセン 、 ヘネシー 、 マーテル 、 オタール 等々。


アルマニャックは、南仏ピレネー山脈に近い地域が産地。こちらもサンテミリオン種。

しかし、風土・蒸留法・熟成法がやや異なる為、杏に近い香味を持つものが多い。

シャトー・ロバート 、 ド・モンタル 、 アンリ・カトル 、 デュカスタン 、 マルキ・ド・コサード 等々。


この二つ以外のものは、普通フレンチ・ブランデーと総称されている。

ライトな風味に造られ、短期熟成で製品化されるものが多い。

アノックス 、 グランゴジエ 、 ドーヴィル 、 クリエール 等々。


いや、実に沢山の種類がある。まず、全てを覚え切れない。


さてさて、ブランデーだとよく、『V.S.O.P』やら『ナポレオン』など聞く。

これは何かと言うと、熟成期間を表した称号なのである。

一般的なのが、ランク順に、ナポレオン、V.S.O.P、V.S.O、V.O。

V は Very 、S は Spesial 、O は Old 、P は Pale を指す。

他、XO や EXTRA などもある。


ここまで書いておきながら、自分でも混乱して来た。

とても一度に伝えられるもので無い事が、改めてよく分かった。

何にせよ、美味しく戴ければ、それで良いのである。

今夜もいい夜だ。


めでたしめでたし。
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by heartstrings_3 | 2007-10-13 23:50 | 酒・飲物

フラミンゴ・レディー。

久々にお酒の話題。

本日紹介するのは、女性向けのカクテル。

美しく可愛らしいピンク色が目を引く、『フラミンゴ・レディー』である。

その名の由来もまさに、フラミンゴの様な色だから。

ウォッカベースのカクテルだが、ピーチ・リキュール、パイン・ジュース、レモン・ジュースと云ったフルーティーな組み合わせで、人気を集めている。

更に、グレナデン・シロップや、スノースタイルに砂糖を加えるなど、凄く甘ったるい印象があるが、パインやレモンの酸味が程良く調和してくれる。

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レシピ。

[使用グラス]サワーグラス
[技法]シェイク
[使用材料]ウォッカ20ml、ピーチ・リキュール20ml、パイン・ジュース20ml、レモン・ジュース10ml、グレナデン・シロップ1tsp、砂糖適量

1) サワーグラスの縁をグレナデン・シロップで濡らし、砂糖でスノー・スタイルにする。
2) シェーカーに材料を順に入れ、氷を入れ、シェイクする。
3) グラスに注ぐ。お好みで、スライスレモンを飾ってもOK。


飲み易いので、お酒が苦手な方にもお勧め。

しかし、口当たりが良いからと言って、飲み過ぎると後でクラっと。


フラミンゴ、水の中で何故、片足を上げているのだろうか ?

その答えは、『冷えるから。』らしい…。


水から出ればいいじゃん ?

と思うのは、自分だけではないハズ。


まだまだ世の中、不思議がいっぱいである。
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by heartstrings_3 | 2007-09-10 23:50 | 酒・飲物

フレンチ・コネクション。

今宵の相棒は、ブランデーベースのカクテルである。

1971年、フランスとアメリカを結ぶ、麻薬の密輸を題材にした映画、『フレンチ・コネクション』の公開にちなみ作られた。主演は『ジーン・ハックマン』。

フレンチと呼ぶだけあって、フランスのブランデーを選びたい。

優雅で女性らしい香りのコニャック。

たくましさを感じさせる男性的なアルマニャック。

自分好みのブランデーを、色々と試すのも面白味の一つである。

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レシピ。

[使用グラス]オールドファッションドグラス
[技法]ビルド (Build… グラスに直接、氷やお酒を入れて作るスタイルの事。)&ステア。
[使用材料]ブランデー45ml、アマレット15ml

因みにこのカクテルは、ベースのブランデーをウイスキーに換えると『ゴッド・ファーザー』、ウォッカに換えると『ゴッド・マザー』になる。


ブランデーの風味とアマレットの香りが、贅沢な味わいを実によく演出している。

ゆっくりと時間をかけてグラスを傾ければ、『画になる大人』、間違い無しである。

是非一度、お試しあれ!!
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by heartstrings_3 | 2007-06-09 23:35 | 酒・飲物

カミカゼ。

昨日の『ウォッカ』の話題で思い当たり飲んだ、ウォッカベースのカクテルである。

『カミカゼ』の名前は、第二次世界大戦時に付けられた、日本の戦闘機に由来する。

鋭く切れ込んで来る恐れを知らない姿に、米軍はタジタジだったようである。


だが自分はその由来よりも、あのダービーを繰り返し見て思ったのである。

『ウォッカ』の人智を超えた走りに、神風が吹いたように感じたのだ。

鋭く切れ込んで来る恐れを知らない姿は、まさにそれであった。


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レシピ。

[使用グラス]氷入りオールドファッションドグラス
[技法]シェイク
[副材料]ライムスライス
[使用材料]ウォッカ45ml、ライムジュース15ml、ホワイトキュラソー1tsp

覚悟を決めてかからないと、コテンパンにされる可能性が大である。

当然、自分はヤラれてしまった。

やはりその破壊力は、並では無いのである。
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by heartstrings_3 | 2007-05-28 23:40 | 酒・飲物

キューバ・リバー。

ラムベースのカクテルである。

名前の通り、野球の強いあのキューバに由来する。


この国は、長い間スペインの植民地であった。

が、米西戦争の末、1902年に念願の独立を果たす。


その時の人々の合言葉が、『Viva Cuba Liber!!』

『自由なるキューバ、万歳!!』の意である。


このカクテルは、独立を支援していたアメリカの軍人がコーラを見てひらめき、キューバ特産のラム酒とコーラを混ぜて、『キューバ・リバー!!』と言った事から誕生したのである。

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レシピ。

[使用グラス] コリンズグラス
[技法] ステア
[使用材料] ライト・ラム45ml、ライム1/4個、コーラ適量


苦しかった支配からの、解放と自由とを思わせてくれる1杯。

気の合う仲間と、陽気に楽しみたいカクテルである。


まぁ、自分は一人でも十分に陽気であるが…。

それはそれで…憂鬱だ。
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by heartstrings_3 | 2007-05-17 23:55 | 酒・飲物

マルガリータ。

ピザでは無い。

テキーラベースのカクテルである。

今夜の相手はこれである。


作者はロサンゼルスのバーテンダー、『ジャン・デュレッサー』

1949年、アメリカのナショナル・カクテル・コンクールの優勝作品。


マルガリータとは、彼の恋人の名。

彼女は、狩猟場で流れ弾に当たり、帰らぬ人となってしまう。

このカクテルは、そのやるせない悲痛な想いと、愛おしさを偲び作られたと云う。


何故、テキーラなのかと云うと、彼女がメキシコ生まれだった為。

何故、スノー・スタイル(グラスに塩をつける)なのかと云うと、涙の味を表現した為。

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レシピ。

[使用グラス]カクテルグラス
[技法]シェイク
[使用材料]テキーラ40ml、キュラソー10ml、ライムジュース10ml、塩適量


恋人に捧げる為に生まれて来たカクテル。

愛しい人に、想いを込めて捧げたい1杯である。


…だが今、男が一人で呑んでいると云う状況。

…憂鬱だ。
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by heartstrings_3 | 2007-05-09 04:45 | 酒・飲物

一の蔵。 

本日のお供は、日本酒『一の蔵 無鑑査』である。

宮城県大崎市松山の、一の蔵と云う酒蔵で造られている。

飲み口は穏やかであり、毎日呑んでも飽きの来ない酒である。

失礼とは思うが、特徴があるとまでとは言えない。

が、不思議と安心してしまう味だ。

旨い肴と一杯。

何を語る事も無く。

そんな気持ちに酔える感じがする。

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この酒にはある事件があった。

日本酒の級別制度の時代を塗り替えたのは、この酒が誕生したからである。

三倍増醸酒などの質の悪い日本酒が出回っていた頃、等級が付けられ、売られるようになった。

その等級を付け官能検査をするのは、国税庁である。単に酒税の差である。

が、一の蔵はそんな中、本当に優れた酒を、官能検査を受けずに売り出した。

検査を受けていないものは二級酒である。

しかしその中身は、当時の特級・一級の、比ではなかった。

『本物』と云う訳である。

時代と闘い、勝ったのだ。

こうして、在るべき姿の日本酒は復活した。

そして、酒の等級制度と旧酒税法は、廃止されるまでに至ったのである。


今でこそ普通の日本酒である。しかし、この酒こそが時代の先駆者であったのだ。



今日も呑んでしまいそうである。

閉店後、店で寝てしまいそうで…憂鬱だ。

(参考文献)新編日本酒事典
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by heartstrings_3 | 2007-04-25 05:15 | 酒・飲物

レモンサワー。

本当簡単に作れるカクテルである。

居酒屋などに行くと、大抵はビールかこれになる。

レモンがさっぱりしているので、唐揚げなどの油物を食べても、すっきり出来る優れ者だ。

が、グイグイいけてしまう処が玉に瑕。

あっと言う間にボトルが空いてしまう事もしばしば。

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ハートにおいても人気酒である。

[使用グラス]コリンズグラス
[技法]ステア
[使用材料]焼酎1/3、炭酸2/3、レモン10ml

焼酎はクセの無い方が良いのだろうが、自分は麦が好きである。サントリー『それから』などが、最近のお気に入りである。

そして今夜も〆に一杯…二杯…三杯…。

イカン!

日計が終わってなかった。こっちを先に〆るんだった。

計算面倒クサ…。

…憂鬱だ。
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by heartstrings_3 | 2007-04-11 04:50 | 酒・飲物

アレキサンダー。

本日のお勧めカクテルは、ブランデーベースの『アレキサンダー』である。

その歴史は1863年、後のイギリス国王エドワード7世が、愛するデンマーク王の長女『アレキサンドラ』との結婚を記念し、捧げた甘口のカクテル。

当初は、王妃の名前そのままの女性名『アレキサンドラ』と名付けられたのだが、『アレキサンダー』と呼ばれるようになった。

また、映画『酒とバラの日々』の中で、ジャック・レモンが酒の飲めない妻にアレクサンダーを勧めると虜になり、お酒を覚えていくと云うシーンに使われたりもしている。

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レシピにございます。

[使用グラス]カクテルグラス
[技法]シェイク(強めで)
[使用材料]ブランデー30ml、クレームド・カカオ10ml、生クリーム20ml

女性でも楽しめるカクテルなので、女性の方は是非お試しあれ!

食後酒としては日本でも古くから定番で、まるでデザートの様な感覚を味わえる。

飲みたくなったらハートへ!

…持って行き方が相変わらずヘタだなぁ…。

…憂鬱だ。
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by heartstrings_3 | 2007-03-29 05:20 | 酒・飲物

マティーニ。

『カクテルの帝王』と言われ続ける、ジンベースの芸術である。

そして、様々な場面で出会う。

映画『7年目の浮気』ではマリリン・モンローが、『007』ではジェームス・ボンドが好んで飲んでいるし、イギリスの首相を務めた故ウィンストン・チャーチル首相は、ベルモットを眺めながらドライ・ジンを飲んだというエピソードもある。
また、文豪ヘミングウェイも特に好んで飲んだらしく、小説に出てくるマティーニは『モンゴメリー将軍』と名付けられ、登場している。

その為レシピなんぞは、バーテンの数だけあると言っても過言ではない。

『ザ・パーフェクト・マティーニ・ブック』という本には268種類ものマティーニが紹介されている。

まず、覚え切れない。

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シェークではなくステアで仕上げるので、辛口のキレのある口当たりがある。
そしてその繊細な風味を口に含んだ瞬間、至福の時を得る事が出来ると云えよう。

ごく一般的なレシピを。

[使用グラス]カクテルグラス
[技法]ミキシンググラスを使用してのステア
[使用材料]ドライ・ジン45ml、ドライ・ベルモット15ml、オレンジ・ビターズ2dash、オリーブ1個、レモンピール

自分の好みでは、カクテルグラスにキンキンに冷えたドライ・ベルモットを注ぎ、グラスが十分に冷えたらベルモットを捨て、またキンキンに冷えたジンを60ml注ぐと云う感じ。オリーブもレモンピールも付けないと云った具合である。

マティーニの面白さは、一人一人がその味について追求し続ける事が出来る部分にあると思うのだが、如何だろうか?

あなたにも是非、ご自分の納得のいくマティーニを見つけてみて欲しいと思うのである。

で、今日も飲み過ぎ…。

…憂鬱だ。
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by heartstrings_3 | 2007-03-22 05:30 | 酒・飲物



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