第9回全世界空手道選手権大会。
凄かった。
鳥肌が立った。 14日(日)の、東京体育館で新極真会主催の『第9回オープントーナメント全世界空手道選手権大会』を観てである。 13日(土)が初日であったが、仕事の為行けなかった。 聞いた話だが、この日も凄まじかったらしい。 初日は男子がトーナメント3回戦まで、女子が2回戦まで行われた。 が、男子日本代表は16人中10名、女子も8名中4名がトーナメントから姿を消した。 中には、蹴りにいった足が骨折した選手もいたそうだ。聞いただけで痛い。 2日目、お昼ぐらいに現地へ。 何やら会場全体が緊迫していた。 自分も受付スタッフに、『押忍 !! 』などと、ついつい。 相手の困惑顔が可笑しかった。 ロビーには、『長渕 剛』氏や、新総理の『福田康夫』氏などからの花が一面に並ぶ。 長渕氏は会場にも来ていて、自ら作曲した、『新極真のテーマ』が、延々と流れていた。 ベスト8を決める4回戦。 日本代表は『前川憲司』が敗れ、なんと前回の世界王者、『鈴木国博』までが敗北。 今回、一番応援していた『久野浄英』も散った。見た感じ、どうも動きが硬かった。 残った日本勢は、重戦車『塚越孝行』と、第6回世界王者の『塚本徳臣』の2人。 その塚本、再延長でも決着がつかず、判定で姿を消した。非常に残念。 日本の大ピンチを救ったのは、唯一ベスト4に進出した塚越。 準決勝では、外国勢最強との評判も高い『ヴァレリー・ディミトロフ(ブルガリア)』が相手。 が、重みのある廻し蹴りを連打し、見事、この優勝候補を延長戦判定4-0で退けた。 決勝戦は、これもヴァレリーと並んで優勝候補に挙げられていたドナタスとの対戦。 塚越は準決勝同様、相手の軸足となる右足を廻し蹴りで狙い撃ちする。 ドナタスの表情が、一発一発喰らう度、苦痛に歪む。 ほとんど技を出させることなく、本戦判定4-0で勝利。 空手母国の危機を救うと共に、世界大会での初優勝を成し遂げたのである。 勝利インタビューの時の、塚越の号泣。 本当に辛い日々を送って来た彼の涙に、大感動。 自分の目にも知らず知らず、涙が溢れていた。 とても嬉しかった事だろう。おめでとうの言葉を送りたい。 女子の部では、“女王”の異名を持つ『ヴェロニカ・ソゾベトス(ヨーロッパ)』が他を圧倒。 決勝では日本のエース、『佐藤弥沙希』を本戦判定5-0で破り、初代世界王者となった。 このヴェロニカ、男子並みの体格であり、6年間無敗。佐藤はあまりにも小さ過ぎた。 無差別級世界大会であったのが痛い。 今大会の成績である。 優勝 塚越孝行(日本) 準優勝 ドナタス・イムブラス(リトアニア) 3位 ヴァレリー・ディミトロフ(ブルガリア) 優勝 ヴェロニカ・ソゾベトス(ヨーロッパ) 準優勝 佐藤弥沙希(日本) 3位 福田美み子(日本) スポーツであれ、音楽であれ、やはり生で『観る・聴く』する事は、良い刺激である。 お陰で、この鈍った心と体に、『喝』を入れて戴いた。 日々の精進、忘れてはなるまい。 押忍 !
by heartstrings_3
| 2007-10-15 23:40
|
こちらもどうぞ!
お気に入りブログ
山村幸広の一日、一グラム
料理人の休日 あい!まっしぐら!! 小栗~cokuri~のコトバ Ocean Breeze peace piece かほり日記 お散歩日和 ー京都の風ー miumiuとperleの夢 チラ裏美食倶楽部 Paradisecafe 日記 札幌の空の下で徒然記まま... Guitarist Ts... 。:.*世界中の浪漫のカ... 人生プラス思考 Dolce Vita ~... ミヤモーの戯言 花南と楽しみませんか? オールドマックファンのj... まさはるの通信簿 STAR HIGHER ... Mehr Luft !!... 心と写真 いつか書く手紙 mong 絵Colino☆art中♪ サングラスから見た日常 俺のSHOUT! ジャズ ピアノ 日記 ... あまからチラ裏日記 至福のホテルスタイルインテリア もうひとつのSlowBlues 緑区・滝の水 隠れ家「イ... 走れ! ピアニスト 以前の記事
2007年 11月
2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 カテゴリ
ライフログ
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||