BOФWY.
自分も昔、バンドを演っていた時期があった。そのきっかけのバンドが『BOФWY』である。30代ぐらいの人ならば、誰しも知っているのではないだろうか?
兎に角、衝撃的だった。『なんだ?この人達!』と、思わせる程に、情報量の少ない田舎の片隅に暮らす平凡な少年には刺激があった。 彼等のアルバムは、ちゃんと『お小遣い』で買った記憶がある。 〝他のはどうなの?〟なんて、堅い話はこの際よしましょう。 で、家に帰るなり、プレーヤーに掛けては爆音である。それはそれは両親も驚いていた。 息子の不良っぷりが本格化して来たなどと、嘆いていたに違いない。 そんな気持ちとは裏腹に、自分のBOФWY熱とバンドへの憧れは強まっていったのである。 氷室のハスキーなヴォーカルに、布袋のクレイジーギター。よく毎日のように同級生と真似したものである。まぁ、そこから『コピーしようぜ!』的な話に盛り上がるのだが…。 実際演ってみると難しい!なかなかまとまらなくて、喧嘩なんてしょっちゅうであった。プラス、バンドへの『難しさ』も学んだのである。 が、逃げ道なのかどうなのかオリジナルに走る訳だが、これが余計に大変だった。 それは、『自分のバンドのカラーに限界』を感じてしまうからである。そう…何となく成功はしているものの、ある時点で先が見えてしまうからである。 『オリジナル』を続けたいのならば、バンド全員がエネルギーに満ち溢れていなければならないし、常にアンテナを張り巡らしていなければならないのだ。 その事に気付いた時、自分には『もう遅い』事を悟ったのである。 それを踏まえると、やはりBOФWYは凄かった。音楽にしても、メディアに対する戦略も。 だからこそ、時代を築き上げる事が出来たのであろう。一つ一つのシステムを、手を抜かずにこだわった勝利である。 今でもよく、CDを聞いたりしている。DVDを見たりもする。やはり色あせて無い感が、自分にはある。『憧れ』だけではない見方が出来るようになった今、改めて凄いと思う。 個人的に好きなのは『わがままジュリエット』。プロモが印象的だった。 う~む、何だか今日も見てしまいそうである。 自分のバンドもあの時なぁ…、ナンチャッテ! ハァ…憂鬱だ。 BOФWY/BOФWY COMPLETE/TOCT-24790 ¥21,000 BOOWY / / 東芝EMI スコア選択: ★★★★★ これを聞けば、BOФWYが分かる一作。今聞いても新鮮です! BOФWY/LASTGIGS/TOCT-25615 ¥2,600 BOOWY / / 東芝EMI スコア選択: ★★★★★ サラバBOФWY !ラストライヴ。そして伝説は永遠に…。
by heartstrings_3
| 2007-03-07 05:20
| 音楽・映画
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